社内の課題をTechnologyで解決 Hackathon P-1グランプリ!

こんにちは。ASKULのしまです。
普段は、LOHACOというECサービスのサーバサイドの開発をしております。
今回はLOHACO技術部門で毎年恒例となっている、社内ハッカソンの紹介をしていきたいと思います。

Hackathon P-1グランプリとは

 1年に1度丸1日通常業務から離れ、技術研磨のためにアスクル社内で開催している技術対抗イベントになります。
昨年までは、共通のお題に対して各チームが実装、構築面で技術力を競っていましたが、今年は共通のお題から
社内で抱えている課題に対し解決方法の提案から始める形式へと変更になりました。

 前回まではお題で提示された要件を満たすシステムを作成していたため、スピード、正確さなどの観点で主に競いあっていました。
しかし、今回からは課題に対しての解決方法から考えることになったため、同じ課題に対しても各チーム様々な切り口でシステム設計、
課題解決を試みることができるようになり、チームごとの特色がより濃く現れるようになりました。

大会目的

Hackathon を通じアスクルをハックして

  • 普段触れない技術への挑戦をする
  • 技術、デザイン、プロダクト企画からイノベイティブな改善ができることを伝える

大会概要

  • 日程:2019年01月17日
  • 場所:有楽町社外イベントホール
  • 課題:社内公募

結果発表

優秀賞

  • チーム富士山メテオ
  • 作品名:DYNAMITE IMAGE SENSOR -画像判定ツール-


  • 課題
    ストア様の商品の画像チェック 商品登録の際の、代表画像文字入れ禁止等のレギュレーションチェックを、現在1件ずつみている状態。
    他ECサイトはシステムでイレギュラーなものを検出できるとの事。 工数ですが、1000件チェックに30分~1時間程度かかります。
    ストアオープンする際に25000件でしたが、のべ20時間ほどかかりました。

  • ツール概要
    商品画像として適切な画像かどうかを自動で判別。対応判別機能は以下。
    他社ロゴの使用判定
    ヌード表現、アダルトコンテンツの判定
    不要なテキスト入力の判定
    医薬品判定
    画像判別には、Google Cloud Visionを使用し、Firebase上に構築。

システムに瞬時に画像判別を実施できる点が要望のイメージに近く、また即導入可能な点が評価されました!

  • 作品名:VOICE DYNAMITE -音声変換ツール-


  • 課題
    お客様の声等の音声を自動文字変換システムの導入を希望
    1案件の音声をヒアリングして文書化するのに30分~1時間かかっている。月30案件文書化するとなると15~30時間かかる計算になります。

  • ツール概要
    音声ファイルをアップロードし、画面に変換結果を表示。変換結果をダウンロード可能。 音声変換には、Google Cloud Speech-to-Textを利用。Google Compute Engine上に作成

こちらも画像判定と同様に音声ファイルの変換、表示、ダウンロードに対応している点が要望に近く、即導入可能な点が評価されました!

KAIZEN特別賞、技術賞

  • チームThe Rolling Stones
  • KAIZEN特別賞と、技術賞の2部門を受賞!
  • 作品名:Mick -フリースペース検索ツール-


  • 課題

    空いているフリースペースを探して回る時間が無駄。結果空いていないこともしばしば。
    離れた場所にあるフリースペースの空き状況を自席で確認したい。

  • ツール概要
    obniz(オブナイズ)と物理センサーを組み合わせ、特定の空間が空いているかを判別し、データ化。WEB経由で閲覧できるように可視化。
    会議室の空室検索としても利用できる他、在席確認、コーヒーマシンの空き情報のチェックなど汎用的に利用可能。

物理センサーとWebの融合が技術面で評価され、また汎用性の高さも高く評価されました!

グッドデザイン賞

  • チームOPS
  • 作品名:事故報告ツール


  • 課題
    インシデントについて、対応状況の把握に時間をつかっている。現在の進捗状況について一目でわかるようにしたい。

  • ツール概要
    事故の発生から、解決までを一元管理できるツール。このツールで、事故の起票から解決まで時系列を追って管理することが可能。

イエローを基調とした目を引くデザインが高く評価されました!

受賞作品をピックアップして紹介しましたが、この他にも各チーム様々なアイデアを技術で実現していました。

おわりに

 社内の課題と、技術大会を結びつけた今回のHackathonでは、普段IT部門と関わることのない部署、部門に対して技術を通して交流を深めることができました。
また、技術部門としても、普段の業務では関われない領域に積極的に挑戦することができる良い機会になりました!

今回受賞作品は実際に社内での稼働を目標に進めており、The Rolling StonesのMickプロジェクトは、試験稼働を開始しています。


画像上が装飾された試験運用中のMick。画像下がWEBで空き状況を確認する画面。緑が空き、白が利用中。

アスクルでは、様々な技術にチャレンジするエンジニアを募集してます!
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