2020年アスクルの新卒エンジニア研修の報告(後編)

こんにちは。今年4月アスクルに入社した新卒エンジニアメンバーです。

今回は、アスクルの新卒エンジニアは研修でこんなことしました! という報告記事を書きました。

前編の振返り

前編では、アスクル新卒社員の全体研修とエンジニアとしての基礎力を学んだ技術研修について報告しました。

本記事はその続きです。

チーム開発

チーム開発では、9人の新卒エンジニアメンバーを3人1組に分けてチームごとにプロジェクトを進めていきました。各プロジェクトの概要や実装方法などをご紹介いたします。

社内メーリングリスト自動生成プロジェクト

概要

弊社ではメーリングリスト作成の判断が部署に委ねられているため、部署ごとにメーリングリストの有無が異なります。またメーリングリストの作成やメンバーの追加は手動で行っています。 そこで今回のプロジェクトで全部署のメーリングリストを自動生成し、この課題と業務の省力化を図りました。

実装

このプロジェクトに取り組む期間は7日間でした。そのうちはじめの2日間で仕様と各自の担当箇所をきっちりと決め、残りの5日間で実装やテストを行いました。

システムの概要は次のようになっています。

  • 各種ドキュメントから必要な情報を読み取る
  • 読み取った情報を部署ごとにわけメーリングリストの形に整形する
  • 整形したメーリングリストをjsonに変換しAPIを叩けるようにする

プロジェクトに充てられる期間は短かったですが、仕様を決めてから開発に取り組んだので、短い時間で混乱なく実装を行うことができました。

MailingListAutomation

学んだことと感じたこと

かとちゃん 今回のプロジェクトではエンジニア研修で学んだことをアウトプットすることで学びを深めることができました。また業務としてコードを書くことに不安やプレッシャーを感じましたが、期間内で目標を達成できたことで自信がつきました。今回はプロジェクトの概要が事前に決められていましたが、これからは社内の課題を見つけ改善案を策定するところから行いたいです。

株主総会プロジェクト

概要

弊社は毎年「株主総会」を開催しており、株主の皆様へのご案内はコーポレートサイトで行っています。 今回は、この株主総会に関するコーポレートサイト内の各所ページの更新をすることになりました。 更新するにあたって、他部署との連携や今後整備しやすいようにhtmlやcssを整備をしました。

実装

今後整備しやすいようなhtmlとcssに書き換える、となると重要なのは読みやすさです。誰がみてもすぐ分かるようなシンプルでわかりやすいコードを書く必要があると考えました。 そこで、私たちは次のことを重視してhtmlとcssを書きました。

  • コメントを記入する。とくに、今後更新する箇所には必ずコメントをいれるようにする
  • 命名規則を統一し、内容がしっかり表現されたclassやidをつけることを心がける
  • 不要な空白や画像を削除し、よりシンプルにする
  • タグは本来の意味を意識して使うようにする

また、実装とは少し違う話になりますが他部署との連携をするにあたって、相手と認識に相違はないか・わからないところをそのままにしていないかなどに注意してプロジェクトを進めました。

holderstop

学んだことと感じたこと

じゅり

このプロジェクトを進めるにあたって、コーディング以外にもさまざまな壁があり乗り越えるのにとても苦労しました。でも、初めて世に自分たちが作ったページが公開されているのをみると、今まで大変だったことを忘れてしまうくらい嬉しかったです。公開されている期間はなんだか夢を見ているみたいで、不思議な気持ちでした。今後、さまざまなプロジェクトに参加していくと思いますが、この気持ちを忘れず取り組んでいきたいです。

問合せBotプロジェクト

概要

働いているとさまざまな作業があります。たとえば弊社では有給休暇の取得をする場合、システムから申請をする必要がありますが、申請方法を忘れてしまうこともあります。

そのような「テンプレートで答えられる質問」に対し、自動応答する何かを作成するというのがこのプロジェクトの目的です。

実装

まずはじめに、チーム内でブラウザからアクセスできる方が使い勝手がよいだろう、ということになりwebページを作成することになりました。

研修で学んだということもあり、Spring Bootで作成し、フロントとバックエンドに人数を分け実装を行いました。 でき上がった画面がこちらです。

ALQ

「ちょっとした質問」ということでA Little Questionの頭文字をとってアルク君という名前になりました。

学んだことと感じたこと

みわすけ

研修でSpring Bootアプリケーションを2人1組で作っていたこともあり、大きな問題が起こることもなく実装できました。 しかし期間の短さ、知識の浅さによりインフラ環境が構築できずに終わってしまったことが心残りです。 ですがこの研修ですべてが終わりでなく、今後発展させていく予定でいます。現在上記メーリングリストのメンバーと合流し稼働させていくプロジェクトが進んでいます。 プロダクトを作成するという面でまだ途中ですが、新しくアサインしたメンバーへの説明など業務に近いことが多くあり、研修が終わった今でも学びながら作業ができてよい経験になると思います。

研修を通しての感想

いずみかわ

急遽リモートで実施することとなった新卒研修でしたが、それを全く感じさせないほどしっかりと作り込まれたカリキュラムでした。テキストベースの座学だけではなく、ZoomやConfluenceといったツールを十二分に活用し、同期や人事の方と密なコミュニケーションを取りながら実習に取り組むことができました。また、リモートではどうしても孤独感や閉塞感を感じてしまいがちですが、アスクルの先輩社員の方々は常に画面を通じて「新卒メンバーを歓迎している」「いつもみんなのことを気にかけている」というメッセージを届けてくださいました。そういったメンタル面でのサポートもあってこそ、リモートでの3ヶ月の研修を無事に走りきることができたのだと思います。研修に携わってくださった皆さまには本当に感謝しかありません。

いその

学校の卒業式は中止。入社式は自宅でPCの前。未曾有のオンライン新人研修。予想だにしないスタートでした。そんな始まりの新卒研修でしたが、終わってみるととてもよい研修で良く学べたと感じています。これは研修に携わってくださったすべての方々の尽力のおかげです。この場を借りて改めてお礼を申し上げるとともに、早く一人前の社会人、一人前のエンジニアになり、この研修が素晴らしいものであった証明をしたいと思っています。

かとちゃん

新卒研修、エンジニア研修、チーム研修がありそれぞれ異なった分野で大きく成長を感じた3ヶ月でした。こんなふうに成長できたのは研修のプログラムを作成してくださった人事の方やエンジニアの先輩方、普段の研修やグループワーク、チーム研修で刺激を与えてくれた同期のみんなのおかげだと思います。ありがとうございました。研修が終わり業務が始まったあとも成長することを常に考え、お客様や社内の仲間によりよいものを提供できるように頑張り、アスクルの企業理念である「お客様のために進化する」を実践したいと思います。

じゅり

「3月に越してきたワンルームで、PCの前に座って研修を受けています」と去年の私に言っても信じてくれないでしょう。そのくらい特異な環境下で研修を受けてきましたが、気づいたらこのリモートでの研修・お仕事が当たり前になってきています。この「当たり前」は新卒研修に携わっていた皆さんや私たち新卒社員がこの環境をより良くするために工夫を凝らし、失敗して、改善していった結果だと思っています。今年度の新卒研修に携わってくださった皆さん、そして同期の皆さんにはとても感謝しきれません。ありがとうございました。今は悲惨な時代といいますが、まだまだ世界は終わりませんし、むしろ今から新しい時代を始める気持ちででっかい希望と夢をもって進んでいきたいです。

しゅん

入社式からオンラインという特異な環境下での新卒研修でしたが、むしろその特性を十二分に活かすことができていると実感しています。総合的な能力、技術的な能力、社会人としての基礎力、縦横の繋がり、オンラインネイティブとしての力、そのすべてが網羅的に培われた研修でした。栄養バランスの五角形がとても大きかったです。コーンフレークのようです。幸か不幸か人生に一度しかない新卒研修ですが、学び多き価値のあるものだったと思います。携わってくださったすべての方への感謝と、早くこの感謝を会社に返していきたいというやる気で満ち溢れています。改めて、末筆ながら感謝申し上げます。ありがとうございました! これからよろしくお願いします!

てんてん

同期の方々の能力の高さに驚きながらも、それぞれのもつ凄さを認め合いながら協力しあい、切磋琢磨している雰囲気がありました。オンライン研修による画面を介したコミュニケーションだったため、さまざまな才能を持った人と満遍なく触れ合う機会が与えられたことが大きいのではないかと思います。また、私は慣れない出社に対してかなりのストレスを感じるのではないかと危惧していましたが、たまに出勤日がある程度だったため少しずつ慣れていくことができました。出勤の頻度が低かったため、いざ同期と直接会うと、顔を合わせた際の喜びやコミュニケーションの質がよりよいものになっていました。研修の内容に関して、しゅんさんの比喩を超える感想が思い浮かばないので割愛します。会社の期待に応えられるように粉骨砕身……は痛そうなので一歩ずつ進んで行こうと思います。

たつと

入社式からリモートで行うにあたって同期と直接会えないという不安を抱きましたが、画面を通してでも同期とコミュニケーションを取ることができ、切磋琢磨しながら研修に取り組めたので不安は杞憂でした。これも人事の方や先輩たちのサポートがあったからこそです。「自分たちの研修がとても素晴らしかった」といえるようにこれからの業務を頑張り、次の世代へと繋げ「お客様のために進化する」を実現できるようにしたいと思います。ありがとうございました!

みっちゃん

自分は心配性なので常に何かしらに心配しています。今年の4月も例に漏れず、上京しての一人暮らし、社会人1年目、コロナと心配ごとが多々ある中でのアスクル史上初のオンライン研修ということで、一体どうなってしまうのだろうと夜も眠れませんでした。しかし、蓋を開けてみたら人事の方や先輩エンジニアの方々がしっかりサポートしてくださりなんの不満もなく研修を行えました。むしろテレワークという新しい働き方にいちはやく慣れることができたり、例年の先輩方とは異なる私たちの代だけの強みを作ることができたと思います。ピンチはチャンスだとよく言ったものですが、今回の研修で本当にそのとおりだなと実感しました。これからも心配ごとがたくさん増えると思いますが、このコロナ禍で新卒研修を乗り越えたことを自信にして頑張っていきたいです!

みわすけ

自分たちは本当に恵まれた環境に居たと思います。同期の皆さんと自分たちが働きやすい仕組みを考え、変化させていける地盤があったことはとてもありがたかったと思います。企業理念の「お客様のために進化する」がただ置いてあるだけでなく実行されていて自分たちもさらにいい変化を生み出していかなければいけないと感じました。

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